人間だったら誰でも一度は
『自分の国を作りたい』
と思った事があると思うの。
自分のやりたい放題出来る国。
実際国を作るにはどうしたらいいのか、ちょっと調べてみました。
国際法上は、次の4つの要素を有する団体が、国際法上の人格を
有する国家(=主権国家)とされている。
①恒常的住民、すなわち国籍を有し定住する「国民」。
②明確な領域、すなわち領土・領水・領空。
③政府、すなわち国民と領域を支配する実効的な統治機構。
④他国と関係を取り結ぶ能力、すなわち外交能力。
さて、これらを攻略していきましょう。
まずは①の国民。
これは意外と簡単そうですね。
というか、宗教やる感覚と同じだと思います。
明確な理念を決定し、それに賛同する人を集める。
有名人にならなくても、今置かれてる現状に絶望している人を
あの手この手で絡めとる事が出来ればさくっと集まるような気がします。
ここらへんは『23分間の奇跡』という話が参考になりそうですね。
続いて②の領域。
これが一番大変そうです。
何せ、今の世界にどこかの領地じゃない場所なんてないんじゃないでしょうか。
という事でざっと調べてみたところ、一応ありました。
上は暑く、下は寒い。
人が住むにはなかなか辛い環境ですが、まぁ何とかなるんじゃないでしょうかw
続いて③の政府。
これも若干問題ですね。
統治機構はともかく、領地を支配するのは大変です。
軍事力がなければすぐに他国に占領されてしまいます。
知り合いに武器商人でもいれば別ですが、一般人が武器を得るのは
なかなか骨が折れそうです。
という事で、ここは交渉で何とかするしかありません。
そうなるとポイントになるのが④の外交能力ですね。
外交の基本になってくるのは『自国と手を結ぶのが相手にとって
どれだけメリットになるのか』という部分です。
本来であればそこには『軍事力』が重要な点となるのでしょうが、③の
ポイントでつまづいた以上、ここでそれを頼ることは出来ません。
では、どうするか。
その国ならではの『特産品』を作るしかありません。
そしてその特産品は『だれかに強制される事では出来ないもの』じゃないといけません。
もし強制的に作る事が出来るのであれば、結局占領されて終わりですからね。
・・・と、ここまで考えたところ、上記の条件を兼ね備えているものに気付きました。
コミケの参加者です。
①毎年60万人近くが集まるイベント、それがコミケです。
②この人数で一斉に領地を主張すればかなり良い線行けるんじゃないでしょうか。
③毎年ボランティアでこれだけの人数をまとめるスタッフがいます。
④とても強制されては出来ないようなアイテムが盛りだくさんですね。
正直ボクも国民になりたい。
ちなみにこれ、日本国内でやろうと思うと内乱罪にあたるらしいです。
東京ビッグサイトを乗っ取ろうとするのは諦めて下さい。
・・・一度でいいからいつかはコミケに参加してみたいもんです。
あと、国を作りたいと本気で考えた方は、下記の本が参考になるかもしれません。
日本政府に愛想を尽かせた東北地方の一寒村が独立を宣言するお話みたいです。
ボクも今度、古本市場で探してみますw